レアル大会初3連覇 就任後初タイトルのソラリ監督「歴史をつくった」

 「クラブW杯・決勝、レアル・マドリード4-1アルアイン」(22日、アブダビ)

 欧州王者のレアル・マドリード(スペイン)が開催国枠のアルアインを4-1で下し、大会初の3連覇を果たした。優勝回数は単独最多の4となった。優勝賞金500万ドル(約5億6千万円)で、大会最優秀選手にはRマドリードのFWガレス・ベール(29)が輝いた。3位決定戦に臨んだJ1鹿島は南米代表のリバープレート(アルゼンチン)に0-4で敗れ、4位に終わった。

 ベテランの技と若手の勢いがかみ合い、レアル・マドリードが貫禄の勝利を収めた。優勝が絶対視される中で、当然のように3連覇を達成。就任後、初タイトルとなったソラリ監督は「歴史をつくった」と誇らしそうにうなずいた。

 前半14分、司令塔のMFモドリッチが利き足とは逆の左で完璧なミドルシュートを放ち、先制した。後半15分には、23歳の守備的MFリョレンテがCKからのはね返りに右足ダイレクトで合わせ、鮮烈な一撃を突き刺す。終了間際には18歳のFWビニシウスが果敢に左から仕掛け、オウンゴールを誘った。

 攻守に活力を与えたリョレンテは「サッカー人生は一晩で変わる。努力し続け、そしてチャンスを生かした」と破顔した。エースのC・ロナウドが抜けた今季は苦戦が続き、新任のロペテギ監督は10月に解任。このタイトル奪取を再建への足掛かりにしたい。

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