22年サッカーW杯競技場を公開 画期的設計、建設進む
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【ルサイル(カタール)共同】サッカーの2022年ワールドカップ(W杯)カタール大会で開幕戦と決勝が行われる予定のルサイル競技場の建設現場が15日、報道陣に公開された。8万席を有し、場内気温を大幅に下げられる冷房システムを導入した画期的な設計。20年完成予定で、現在はメインスタンド客席などの建設が進む。
同日には、中東の伝統的なデザインで黄金の外壁を持つ同競技場の完成図も公表された。ルサイルは首都ドーハの北約15キロの都市で、計画では競技場近くまで地下鉄が開通する。W杯後は客席を解体し、競技場一帯は学校や商業施設が集まる地域社会の拠点に生まれ変わるという。