森保監督、アジア杯メンバーに自信「現状の中でベスト」【一問一答1】

メンバーを発表する日本代表・森保一監督=JFAハウス(撮影・棚橋慶太)
2枚

 日本サッカー協会が12日、来年1月に行われるアジアカップ(9日初戦、UAE)に出場する日本代表23人を発表した。ロシアW杯から代表を遠ざかっている香川真司(ドルトムント)が外れるなど、森保一監督が就任してから招集した選手で構成され、「9月、10月、11月とキリンチャレンジカップで強化をはかってきました。その中で見てきた選手。そして、現時点で、現状の中でベストな選手を選んでアジアカップに臨むということでメンバー選考しました」と説明した。以下、一問一答の要旨1。

 (関塚技術委員長があいさつ)「2019年スタートとなるアジアカップ、そして4年に1度のアジアのチャンピオンを決める大会、このメンバーを発表させていただきます。この大会、前回は準々決勝での敗退。前々回は優勝ということですけども。今回、アジアナンバー1の座を奪還すべく、大会に臨んでいきます。これまでとかわらず森保監督、そしてチームをささえていきたいという風に思っております。この大会へ向けて皆さんのご支援ご声援をよろしくお願いいたします」

 (森保一監督があいさつ)「今回のアジアカップ、日本代表として、前回、優勝できなかったものを今回のアジアカップで優勝を奪還して、また日本に優勝のタイトルを持ち帰れるように目標にして戦いたいと思っております。戦いの中で、優勝するためには7試合戦わないといけません。7試合の戦いの中でまだまだチームは成長しなければいけないというふうに思っているので、1試合1試合勝利を目指して戦うこと、その中でチームが1試合1試合成長しながら最後、タイトルにたどりつけるように、チームとしての成長と優勝という結果をつかみとれるように戦っていきたいというふうに思っております」

 -メンバー選考の意図は。

 森保「私が日本代表の監督をさせていただいて、9月、10月、11月とキリンチャレンジカップで強化を図ってきました。その中で見てきた選手、そして、現時点で、現状の中でベストな選手を選んでアジアカップに臨むということでメンバー選考しました」

 -メンバー選考の中でけが人が多かった。一番、迷ったところ、苦労したところは。

 森保「メンバー選考は非常にいろいろ悩みましたし、苦労してこのメンバーを決めました。その理由はご想像の通り、けが人が多かったり、あるいは候補としてはメンバーにあがってきていますが、現状の中でトップコンディションかどうかとか、そのところも考えた上でメンバー選考しました」

 -ドルトムントで苦労している香川選手については。

 森保「ロシアのW杯の選手、あるいはこれまで日本代表を引っ張ってきた経験のある選手たちに力を借りたいという気持ちも、もちろん持っています。が、今回選んだ選手たちは経験の浅い選手も多い中、自分たちで新しい日本代表を築いていくんだという強い気持ちを持ってタイトルに向かって戦っていってほしいという意味を含めまして、選手を選考させていただきました」

 -浅野拓磨選手を招集した理由は。また起用法は。

 森保「招集していなかった部分もありますけど、彼はケガでなかなかプレーすることができないという状況の中で、まあ、9月のキリンチャレンジカップから代表への招集はしてきていませんでしたが、ここ最近のパフォーマンスを見ている上で、練習には復帰してトレーニングはしっかりと積んでこれたというところ。私がヨーロッパの視察に行った時に、試合には出ていませんでしたがメンバーに入っていてコンディションも良さそうだということが確認できましたし。直近の試合でスタメンで出場して、相手のディフェンスを突破するスピードっていうものは、今の日本代表に必要だなというふうに思って招集しました」

関連ニュース

編集者のオススメ記事

サッカー最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    スコア速報

    ランキング(サッカー)

    話題の写真ランキング

    デイリーおすすめアイテム

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス