日本代表・森保監督 ベネズエラ戦 選手起用に言及「多くの選手をピッチに」

 前日会見で抱負を語る森保監督(撮影・西岡正)
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 「キリンチャレンジカップ、日本-ベネズエラ」(16日、大分銀行ドーム)

 親善試合ベネズエラ戦に臨むサッカー日本代表は15日、試合会場で冒頭15分間をのぞく非公開練習で最終調整を行った。公式会見に出席した森保一監督は、ベネズエラ戦のメンバーについては「少しでも多くの選手にピッチに立ってもらうという考え。明日のベネズエラ戦に関しては、今のところ、(10月に勝利した)ウルグアイ戦のメンバーをベースに戦っていきたい」と語った。

 南米の強豪を相手に、4-3と打ち合って白星をつかんだ一戦ではMF中島翔哉、南野拓実、堂安律と並んだ2列目の若手が躍動。就任から3連勝となっている森保ジャパンを支えているだけに、指揮官は「彼らが非常に思い切ってプレーして、チームとしての戦い方も考え、良いプレーをしてくれている。若いアタッカーを、ベテランの選手が引きだそう、チームが引きだそうと、ベテランがサポートして良い部分を出させているとも思う。若い選手のアグレッシブな姿勢は、チームとしてもやれている。明日、そして次の試合でもその姿勢を持って戦ってほしい」と称賛した上で「ただ、アグレッシブにプレーすること、勢いを持ってプレーすることも大事だが、試合の中では相手を揺さぶったり、落ち着いて戦ったり、緩急をつけて、選択肢を持って戦うことも大事。アグレッシブな攻撃とは別の選択肢として、相手が嫌がる攻撃をしてほしい」とさらなる成長を求めた。

 就任からAマッチ4連勝となれば、日本サッカー史上初。「明日も個の部分と、チームとしてのクオリティーを高めていくこと(を求める)。言葉で言うのは簡単だが、両方にトライしてほしい」。勝利でさらなるチームの熟成を目指す。

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