前サッカー日本代表監督・西野氏 現場復帰宣言「仕事再開…」 前評判低さに皮肉も

 今年のロシアW杯で日本代表の指揮を執った、サッカー前日本代表監督の西野朗氏(63)が14日、都内で行われた「第31回小学館 DIMEトレンド大賞」で「ベストリーダー賞」を受賞し、贈呈式に出席した。

 今年4月9日、急きょ代表監督に就任。混乱の中、チームを2大会ぶりのベスト16に導いた。選手を信じる力によってチームをまとめ上げた「人間力」を評価された西野氏は「その節は大変ご協力いただきまして、日本からもたくさんの声援をいただきました」と感謝を述べつつ、「初めから、出発前から応援をもっといただければ、最後の残念な試合も、違う結果になったと思っております」と、冗談めかして前評判の低さを皮肉った。

 わずか2カ月の指揮による受賞に、「日本サッカー界で、たくさんの素晴らしいリーダーたちが日々継続して指導している中でいただきまして、恐縮しております」と笑顔。「一番いただきたい賞でしたので、本当に光栄です」と喜びつつ、「「今回の賞を糧に、仕事を再開して、サッカー界だけでなくスポーツ界の発展に貢献していきたい」と、改めて“現場復帰”を宣言した。

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