サッカー元日本代表で、W杯に1998年フランス大会から4大会連続でメンバー入りしたGK川口能活(43)が4日、所属するJ3相模原を通じて今季限りの現役引退を発表した。
川口の引退表明を受け、02年W杯でともに代表メンバーだった鹿島GK曽ケ端準は「全然(自分と)比べられるレベルじゃない。一緒にできたのは幸せだった。残念です」と寂しがった。プロ入り当初の横浜Mでは先輩GKだった松永成立・横浜Mコーチは「日本人GKで彼にしかない素晴らしい経験を持っている。今後は何らかの形で、日本のGKのために生かしてくれたらうれしい」と期待を寄せた。