MF柴崎岳、不安なき再出発 W杯以来の代表合宿…所属クラブで苦難も

 練習後、柴崎(左)と笑顔で言葉を交わす森保監督
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 「キリンチャレンジカップ、日本-パナマ」(12日、デンカビックスワンスタジアム)

 サッカー日本代表は8日、新潟市内で、国際親善試合のパナマ戦(12日・デンカS=新潟)、ウルグアイ戦(16日・埼玉)に向けて合宿を開始した。左足首を痛めて辞退したFW小林悠(川崎)に代わってFW北川航也(22)=清水=を招集。MF柴崎岳(26)=ヘタフェ=らW杯ロシア大会で活躍した選手も復帰したチームは、軽めの調整で初日の練習を終えた。

 柴崎にとって再出発の代表戦が始まる。W杯ロシア大会以来となる代表合宿の初日を終え「個人的にはW杯とか、それ以前のことは過去のことだと思っている。また一から代表選手としての立ち位置を自らつかんでいきたい」と冷静に語った。

 16強入りしたロシアでは、不動のボランチとして攻守に奮闘。だが、大会後に迎えたスペインでの新シーズンでは出場機会獲得に苦しむ。この日の練習中にも、森保監督からコンディションや当地での練習量などを尋ねられる場面もあった。「個人的にはそこまで不安に思っていない」と語り「プレーに対する自分のビジョン、考えは持っているもの。ピッチに立ったらそれを表現するだけ」と自信をみなぎらせる。

 「結果にこだわらないということではなく、ミスを恐れずにチャレンジしていける時期が、今じゃないかなと。そういったことを考えながらやりたい」。未来へとつなぐパスを右足から繰り出し、チームをけん引する。

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