日本サッカー協会は12日、都内で技術委員会を開き、Jリーグ側が検討中のリーグ戦の外国人出場枠を現状の3人から5人に拡大する案などを協議した。Jリーグ側の狙いはリーグ戦のレベルアップだが、一方で日本人選手の育成強化への影響を危惧する声も上がった。
Jリーグの一部では外国人出場枠を撤廃する動きもあった。関塚隆技術委員長は「撤廃なら反対」と話し、5人案については「Jリーグとしても協議している段階ですから」と推移を見守る方向。ある技術委員は「やってみて、ダメだったら戻すということも含めてフレキシブルな方法でやってほしいと意見した」と明かした。