G大阪完敗、5戦勝利なし 光明見えずもクルピ監督の解任は否定
「明治安田生命J1、G大阪1-2清水」(22日、パナソニックスタジアム吹田)
小さいと思っていたほころびは、想像以上に大きいのかもしれない。G大阪はこれでリーグ5戦勝ちなし。中断期間を経てもチームとしての方向性が一向に見えない戦いぶりに、終了直後はブーイングすら起きず。選手へ向けた“励ましの拍手”すら送られた。
前半27分にPKで1点を献上。後半20分にはカウンターで追加点を許した。その後、FW黄義助が1点を奪い返したのは光明だが、それはあくまで能力のある選手の“孤軍奮闘”。降格圏にいるチームの軸は、いまだ見えないままだ。
方向性を示せないレヴィー・クルピ監督(65)解任の声も大きくなりつつあるが、山内隆司社長は「チームを信じたい」と繰り返し近日中の解任は否定。暗中模索は続く。