森保ジャパン、26日誕生へ 人選は関塚技術委員長に一任 理事会で諮られる見込み

 日本サッカー協会は20日、都内で技術委員会を開き、次期代表監督の要請条件などを検討。W杯ロシア大会を指揮した西野朗監督(64)の後任人事について、人選を関塚隆技術委員長(57)に一任されることも合わせて決まった。関塚委員長は具体名を伏せたが、同委員会では日本人監督の継続を推す声が根強く、監督選定の条件からW杯での指導経験などを撤廃。26日の理事会では最有力候補の森保一氏(49)が新監督として諮られる見込みとなった。

 3時間を超える会議後、報道陣に対応した関塚委員長は「今後については、技術委員会から一任を受けたので、選定方法に沿って進めていきたい。今日誰という形までは至っていません」。W杯ロシア大会で16強という結果につながった、日本人の良さを出していくスタイルを継承していくことを確認した。

 同委員長は「過程の話はしたくない」と話し、具体的な名前を挙げることはなかったが、森保新監督の就任に向けて着々と準備が進んでいる。技術委員会内では、日本人路線の継続を推す声が根強い。さらに関係者によると、今回の会議でまとめられた次期監督の選定要件について、これまでは一つの基準となっていた「W杯や欧州CLで指揮を執った経験を持つ」との項目を事実上撤廃したという。

 既に協会側は森保氏に対して水面下で意向を確認。東京五輪の代表チームとの兼任には日程面など調整が必要な部分もあり、専任案なども含めて細部を詰めているという。これらがクリアになれば、正式に就任を打診する流れとなっている。関塚委員長は「ここは進捗で、理事会で決まるか、少しそのあとに延びるか、これからの進み具合だと思います」と言葉を濁したが、26日の森保ジャパン誕生は秒読み段階に入っている。

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