西野氏の後任、関塚技術委員長に一任 “日本人の良さ”引き出す路線継続へ

 日本サッカー協会(JFA)が20日、JFAハウスで日本代表監督について議論する技術委員会を開いた。7月いっぱいで任期が切れる西野朗監督の後任選びについて、関塚隆技術委員長に一任することが確認され、田嶋幸三会長に報告された。

 会議の後に取材に応じた関塚委員長によると、日本人の良さを引き出す体制の継続を確認したという。W杯を踏まえ、大会前と比較し「日本らしい戦い」を「継承していく、あるいはそれができる監督」が条件に加わったとした。候補者の具体的な名前については、会議の中で「4、5人は“例えば”っていうことで出ましたかね」と候補者の名前が出たというが、関塚委員長は「これから絞っていく」と強調した。

 次期日本代表監督については、東京五輪の代表監督を務める森保一氏が有力な候補に浮上している。このことについては「まだそこまでのね、タラレバというか、そこまで絞ったわけではないので、それについてのコメントは控えさせていただきたいと思います」とした。

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