“下剋上の夏”鮮明に 近江も春夏連続出場逃す 彦根総合に逆転負け 九州国際大付も敗退 センバツ組が各地で相次ぎ敗れる 連続出場決定は沖縄尚学のみ
「高校野球滋賀大会・準決勝、彦根総合5-2近江」(23日、マイネットスタジアム皇子山)
センバツ出場の近江が準決勝で彦根総合に逆転負けを喫し、春夏連続出場はならなかった。今夏は各地でセンバツ出場校が続々と敗退。“下剋上の夏”となっている。
近江は初回に馬場、杉浦のタイムリーで2点を先制。これで主導権を引き寄せたかに思われたが、三回に1死から死球を与えると、連続タイムリーを浴びて試合を振り出しに戻された。
六回にはエース上田のボークと暴投で2点の勝ち越しを許した近江。直後に1死満塁の好機を生かせず、七回にはダメ押し点を与えてしまった。
エースの上田は相手の校歌をベンチ前で聴き、スタンドへあいさつを終えると泣き崩れた。両手を膝につき顔を上げることができず、チームメートに肩をたたかれた。座り込む選手もいる中、春夏連出場がならなかったショックを物語る光景だ。
近畿地区ではセンバツ出場を果たした6校のうち、5校が敗退。決勝を戦った大阪桐蔭、智弁学園も姿を消し、勝ち進んでいるのは兵庫・神戸国際大付のみとなっている。
全国的にもセンバツ4強の中京大中京が敗退しており、8強の山梨学院、八戸学院光星も春夏連続出場はかなわなかった。現時点で連続出場を決めているのは史上7校目の夏連覇を目指す沖縄尚学のみ。下剋上を果たす熱戦が各地で続いている。
