サッカー、異例のPK戦やり直し 天皇杯、名古屋-奈良クラブ戦
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サッカー天皇杯日本選手権2回戦の名古屋-奈良クラブで、主審の競技規則適用ミスで取り消しとなったPK戦が28日、名古屋市瑞穂区のパロマ瑞穂スタジアムで改めて行われ、6日のPK戦で敗れた名古屋が7-6で勝った。日本サッカー協会によると、天皇杯でPK戦のやり直しは史上初。観客にはメインスタンドが開放された。
6日のPK戦では、奈良クラブの4人目が蹴る直前に不正なフェイントを入れた。競技規則ではキックの失敗とすべきだったが、主審が蹴り直しを命じ、この選手が成功。本来なら名古屋が勝っていた。副審も気付かず、7日に外部から協会に指摘があって発覚した。