C大阪・清武負傷退場…W杯へ暗雲 左ふくらはぎ押さえ前半23分交代

 「明治安田生命J1、名古屋-C大阪」(2日、パロマ瑞穗スタジアム)

 C大阪は名古屋と0-0で引き分けた。首位の広島は清水に2-0で快勝。浦和は川崎に2-0で勝ち、オリベイラ新監督での初勝利となった。鹿島は長崎に競り勝ち、4戦ぶりに勝った。G大阪は仙台を破り、今季初の2連勝。

 ロシアW杯を目指すC大阪の2人に暗雲が立ち込めた。3試合連続で先発出場したMF清武だったが、前半23分に左ふくらはぎを痛め負傷交代した。

 昨季は4度の負傷離脱を繰り返し、今季も開幕前に右ふくらはぎを痛めて出遅れた。4月11日の川崎戦で復帰し、同25日の仙台戦では2得点を挙げ、代表復帰をアピールしたばかり。今後は大阪に戻って病院で精密検査を受ける予定だが、自ら歩いてピッチを退いたこともあり、軽傷の見込みもある。

 試合は2試合連続ドロー。雨の影響もあり最後の局面で精度を欠いたが、MF山口蛍は「キヨくんがいなくなって違いを見せる選手がいなくなったことは誤算だった」と清武不在の影響を認めた。

 FW杉本も1日の練習後に右内転筋付近を痛め、欠場。大熊統括部長によると、復帰まで約2週間はかかる見込みで、18日に予定される国際親善試合・ガーナ戦の代表メンバー発表まで試合に出場できないことになった。31日のW杯メンバー発表への影響が懸念される。

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