ロシアW杯後も日本人監督継続案 関塚技術委員長「サッカー界の現状踏まえて」

 日本サッカー協会は23日、都内のJFAハウス内で新体制となった技術委員会を開催。関塚隆新技術委員長(57)は、ロシアW杯に臨む西野朗監督(63)の体制をサポートしていく方針を確認した。また、技術委員からはロシア大会後の次期監督に、引き続き日本人指導者の就任を求める意見なども出された。

 冒頭で田嶋会長がハリルホジッチ氏からの監督交代の経緯を説明。関塚委員長は「西野監督と選手を一枚岩にして、戦える集団になるサポートをすることが任務。それをまずはやらせてほしい、そこに集中させてほしい」と訴えた。また、U-21代表で臨む5月開幕のトゥーロン国際大会は、フル代表コーチ兼任となった森保監督の代行として横内コーチが指揮することも確認した。

 一方で、技術委員会の重要な役割となっているのが、日本代表の強化プランの指針を決めること。関塚委員長によると、ロシアW杯後の監督人事について「今後のところとして、議題に挙がってくる。日本の今のサッカー界の現状を踏まえて、発展のためにもろもろのことをやっていく」。日本人監督の継続を希望する声もあるが、5月に行われる次回の技術委員会などから本格的な議論をスタートさせる方針だ。

 ハリルホジッチ前監督から、西野新監督へと移行した際には、十分な役目を果たしたとは言えなかった技術委員会。関塚新委員長のもと、今後の日本サッカーのかじ取りを担う。

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