サッカー日本代表の西野朗新監督が１０日、都内のＪＦＡハウスで報道陣に対応。１２日に就任会見に臨むが「（監督就任を決めた）その時から、仕事は始まっていると自分の中ではある。覚悟、スピリットは持っている」と意気込んだ。

　この日は、全カテゴリーのコーチ陣が集まる定例の会議に出席。田嶋会長から、新監督就任などの経緯が各コーチに説明された上で、西野新監督が「オールジャパンで乗り切ろう」と呼びかけたという。

　Ｗ杯までの残り時間は、わずかに２カ月。目指すべき戦い方については「積み上げてきた日本サッカー界の日本サッカーというものがある。技術的に世界で通用する部分もたくさんあり、規律を持って組織的に戦えるチームという強みはある。ないものを求めるより。あるものを良くしていく、そこで勝負していく方が早いかもしれない」と語った。