浦和17位転落…遠い今季初白星 開幕4戦未勝利「中断期間で力をつけて臨みたい」

 「明治安田生命J1、浦和0-1横浜M」(18日、埼玉スタジアム2002)

 2連覇を狙う川崎は名古屋を1-0で下し、勝ち点を10に伸ばして首位に立った。磐田と0-0で引き分け、開幕からの連勝が止まった広島が得失点差で2位。FC東京は湘南を1-0で下し、今季初勝利を挙げた。神戸はC大阪に2-0で快勝し、長崎に競り勝った札幌、浦和を破った横浜Mとともに1勝目。日本代表の活動で中断し、30日に再開する。

 首都圏で桜の開花が報じられる中、浦和の桜は咲かなかった。未勝利対決に敗れて2分け2敗。05年以来13年ぶりの開幕4戦未勝利で、17位に転落した。

 「選手は戦う姿勢を見せてくれた。どちらが勝ってもおかしくなかった」。堀監督は会見で絞り出すように声を出した。

 キャンプから着手してきた4-1-2-3の攻撃的システムを、4試合目にして早くも変更。この日は4-4-2で臨んだ。槙野は「ACLの時のように、相手に持たせてから奪ってカウンターをする」と意図を明かす。

 狙いは昨季のアジア王者になった戦いの再現。練習したのは17日の非公開練習時のみで、付け焼き刃では勝利をつかめなかった。

 試合後は異様な光景がスタジアムを包んだ。最も熱狂的なゴール裏のサポーターが、なぜか拍手と「浦和レッズ」の大合唱で選手を迎えた。次戦は4月1日の磐田戦。堀監督は「中断期間で力をつけて臨みたい」と覚悟を口にする。勝利という満開の桜を咲かせる思いだ。

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