浦和、13年ぶり開幕4戦未勝利 堀監督「攻め込まれて後手後手に」サポからは声援

 横浜Mに敗れ、さえない表情で引き揚げる浦和・槙野(左端)。右手前は頭を下げるGK西川=埼玉スタジアム
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 「明治安田生命J1 浦和0-1横浜M」(18日・埼玉スタジアム2OO2)

 今季未勝利同士の対決は浦和が敗れ、05年以来13年ぶりの開幕4戦未勝利となり、17位に後退した。

 前半は一進一退の攻防を見せたが、後半は相手にボールを保持されて劣勢に立った。後半36分、横浜MのDF山中が左サイドからドリブルでゴール前に運び、FWウーゴヴィエイラにパス。浦和FW興梠が懸命に戻ったが及ばず、決勝点を決められた。

 堀孝史監督は「選手は戦う姿勢をピッチで見せてくれた。どちらが勝ってもおかしくなかった。途中から運動量が落ちた。攻め込まれて後手後手にという部分があった」と話した。

 この日は今季のスタイルとして着手してきた4-1-2-3の攻撃的なシステムを、4-4-2のシステムに変更。DF槙野は「ここ数試合の中で要所要所はうまくいったが、90分安定してできなかった」と分析した。

 試合後は一部のサポーターが声を荒らげたが、ゴール裏のサポーターからは拍手と「浦和レッズ」の大合唱が響いた。槙野は「選手の気迫を理解した上でそういう行動をしてくれたと思う。我慢の時期をともに乗り越えていけたらと思います」と話した。

 Jリーグは代表期間に入るため、次戦は4月1日の磐田戦(エコパ)。堀監督は「中断期間に力をつけて臨みたい」と立て直しを誓った。

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