神戸・ポドルスキ 4失点大敗に「言葉を探すのが難しい」

 「明治安田生命J1、神戸2-4清水」(3日、ノエビアスタジアム神戸)

 ハイブリッド芝の新ピッチお披露目となったホーム開幕戦を、神戸は勝利で飾ることができなかった。清水に浴びた6本のシュートで4度ゴールネットを揺らされた。リーグ戦では昨年7月の川崎戦(●0-5)以来の4失点。吉田孝行監督(40)は「情けない試合をしてしまった。ミスで自滅した。失点が軽すぎる」と嘆いた。吉田体制の基盤となっていた守備がもろくも崩壊。指揮官の言葉が試合の全てを物語っていた。

 自分たちのミスから簡単にボールを失い、前半26分で2点差を背負った。今季初出場のMF田中順也(30)と新加入のMF鄭又栄(28)の直接FKで一度は同点に追い付き、元ドイツ代表FWルーカス・ポドルスキ(32)も「力を証明できた」と胸を張ったが、わずか3分後の後半27分には軽率な守備で自陣左サイドを崩され、清水の19歳ルーキーDF立田悠悟にJ初ゴールとなる決勝点を許した。さらに後半37分にも相手ゴールキックの流れからあっさりと失点した。

 シュート19本を浴びせるなど攻撃では光明も見いだせたが決定機を決め切れなかった。両チーム最多6本のシュートを放ち、後半はチャンスメイクに奔走したポドルスキは「言葉を探すのが難しい。あれだけのチャンスを決められなかったのは自分たちのミス。簡単な失点を繰り返した」と言葉少なくうなだれた。自身もシュートを何度もゴール上に外し、2試合連続無得点に終わった。

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