C大阪・FW杉本が代表アピール弾!手倉森コーチの前で強烈インパクト

 「明治安田生命J1、C大阪3-3札幌」(2日、キンチョウスタジアム)

 C大阪はFW杉本健勇(25)が自身今季初得点となる先制ゴールを挙げたが、点の取り合いの末に札幌と3-3で引き分けた。2連覇を狙う川崎は湘南と1-1で引き分けた。昨季得点王のFW小林悠(30)のゴールで先制したが、追い付かれた。柏はMF小泉慶(22)の移籍初ゴールなどで横浜Mを2-0で下した。

 待ち受けていたのはよもやの結末だった。C大阪がリーグ戦では昨年9月以来の3失点で開幕から2戦連続引き分けに終わった。

 前半27分、クロスを受けたFW杉本が反転で相手をかわし、右足で先制点を決めた。22得点を挙げた昨季は開幕から約2カ月掛かった今季初ゴール。「早く決めたかった」と胸をなで下ろした。

 杉本は2-2とされた後半27分にもカウンターから一時は勝ち越しとなるFW柿谷の2試合連続ゴールをアシスト。勝利を呼び込んだかに見えたが、チームは7分後に失点し、今季初勝利を逃した。

 前半を2点リードで折り返しながら、後半だけで3失点。全てクロスからヘディングという同パターンを3度も食らった。主将のMF山口は「サイドで寄せ切れず簡単に(クロスを)上げさせ過ぎた。集中力を欠いた」と振り返り、杉本も「受け身になった」と反省した。尹晶煥監督は「後半は違うゲームになった。派手だったのは45分だけ。90分通してやらないといけない」と苦言を呈した。

 下を向く間もなく、6日には中3日でアジア・チャンピオンズリーグの敵地ブリラム戦(タイ)を控える。山口は昨季も開幕から3戦未勝利(2分け1敗)と出足が鈍かったことを踏まえ、「切り替えてやるしかない」と前を向いた。

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