【北京共同】日本で8日から始まるサッカーの東アジアE-1選手権に出場する北朝鮮代表の選手団が5日、北京国際空港から羽田空港に向けて出国手続きに入った。
日本政府は北朝鮮への独自制裁措置として北朝鮮籍保有者の入国を原則禁止しているが、選手団の入国は特例として認めた。一行は4日、北京の日本大使館で査証(ビザ)を取得した。
選手団は男子が黒、女子は赤のそろいのコートを着用。元ノルウェー代表のヨルン・アンデルセン北朝鮮代表監督は北京国際空港で「東京でプレーするのを楽しみにしている。準備はよくできている」と話した。
選手権は日本と北朝鮮、中国、韓国の4カ国が出場。