森保監督、初陣は“無名ジャパン” 隠れた才能発掘するため大学生5人招集

 日本サッカー協会は30日、2020年東京五輪世代の初陣となるM-150杯(12月9~15日・タイ)に臨むU-20(20歳以下)日本代表メンバー23人を発表した。森保一監督(49)が東京都内で記者会見し、基本布陣はJ1広島を率いたときと同じ3バックになることも明かした。J1リーグ出場経験者が3人だけという“無名ジャパン”から実戦を通して逸材を掘り当てる。

 東京五輪でメダル獲得を目指す森保ジャパンの初陣は、無名選手中心で臨むことになった。J1戦を経験しているのは通算22試合1得点のMF菅(札幌)、同14試合のMF神谷(湘南)、同1試合のMF宮崎(金沢)と3人だけ。大学生を5人選出した。名門ではない長崎日大高から日本代表にまで駆け上がった指揮官らしい人選となった。

 今大会で隠れた逸材を見つけるためで、「(5~6月に韓国で開催された)U-20W杯に出場した選手は含まれていない。この年代の選手をラージグループとしてとらえ、最終的にコア(核)グループをつくっていく」。U-20W杯メンバーだったFW久保(FC東京)、J1で主軸を担っているDF中山(柏)らは初陣から外した。

 布陣は広島で3度のJ1優勝を手にした「3バック」を採用する。「基本的にはそう考えている。大枠のコンセプトはミーティングで伝えるが、それぞれの個性を発揮してほしい」と個々の奮起を期待した。東京五輪でのメダル獲得へ-。森保ジャパンの第一歩は原石の発掘から始まる。

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