アジア制覇の浦和・堀監督「ミシャ前監督にも感謝伝えたい」

 10年ぶり2度目の優勝を果たし、トロフィーを掲げる浦和の堀監督=埼玉スタジアム
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 「ACL・決勝第2戦、浦和1-0アルヒラル」(25日、埼玉スタジアム)

 浦和を勝利に導いた堀孝史監督が試合後の会見で、前監督のミハイロ・ペトロビッチ監督に感謝の言葉を送った。

 大会の感想として、最初に「ミシャ前監督にも感謝を敬意を伝えたい」とペトロビッチ監督の愛称で、思いを口にした。

 今年7月に、12年シーズンからコーチとして支え続けてきたペトロビッチ前監督の解任に伴い、チームを引き継いだ。就任当初はシステム面などで、一部、前監督の戦術などを踏襲していたが、今の浦和に適していると考えられるサッカーを模索しアジア制覇にチームを導いた。

 シーズン途中からチームを預かる難しさを、「試合を重ねるたびに改善点が出てくる中で、一つのことを改善すると、また違うのが出てきて、その繰り返しが難しいなと感じています」と語った。

 大会を振り返り、「リーグ戦で結果が出ない中、ACLにだけ力を注いでいたというわけではないんですが、選手たちのACLにかける思いが強いという、そこの気持ちの部分、モチベーションの部分が大きかったと思います。ホームで戦う時のファン、サポーターが素晴らしい雰囲気をつくってくれた。そこの部分が大きかったと思います」と、ファン・サポーターに感謝した。

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