ハリル監督が故郷ボスニアへ出発 10日前後で再来日へ
6大会連続のW杯出場を決めたサッカー日本代表のバヒド・ハリルホジッチ監督が9日、成田空港から故郷であるボスニア・ヘルツェゴビナへと出発した。フランスのリールにある自宅に寄った後にボスニアへと移動し、10日前後の滞在後、再び来日する予定。
ハリルホジッチ監督は、8月31日のW杯最終予選・オーストラリア戦(2-0)でW杯出場を決めた後「プライベートなことで問題があった」と、試合前に一時帰国する可能性もあったことを明かしていた。家族の健康上の問題が原因とされるが「私は監督なので、仕事のことを忘れるわけにはいかない。W杯への準備をしないといけない。それは1カ月前からでは足りないから」。現地でも代表選手の試合映像を取り寄せてチェックは欠かさないつもりという。
10月にはニュージランド、ハイチと国内での親善試合が予定されており「(各大陸が)最終予選の最中なので強豪国は呼べないが、次の合宿の(メンバー)リストには、新しい選手を呼ぼうと思っている。多少の入れ替えがある」と明言。最後は見送りの関係者に照れ笑いを浮かべながら手を振り替えし、機上の人となった。