浦和・関根涙の誓い「浦和のプライドを持って戦う」 独2部移籍へラストゲーム
「明治安田生命J1、甲府0-1浦和」(9日、山梨中銀スタジアム)
浦和は1-0で甲府に勝ち、ドイツ2部インゴルシュタットに移籍するMF関根貴大(21)のラストゲームを飾った。
涙があふれた。試合後、1人でゴール裏のサポーターの元に向かう関根の姿があった。この試合を最後に、ドイツ2部インゴルシュタットに移籍する-。
「このチームを勝たせる男になれませんでしたが、浦和のプライドをもって戦って、またこのクラブで成長した姿を見せられたら」
メガホンを手に、愛すべき仲間に別れと、がい旋を約束した。
この日の試合は「空回りすることが多かった」と苦笑い。前半は攻撃的に、後半は守備に奔走。警告も受けた。15試合ぶりの完封勝利に貢献して、浦和での戦いを終えた。
「挑戦して、ステップアップする」。決意を胸に、旅立つ。