武藤 カズから金言、目標は岡崎超えの15点 エゴイスト宣言

 ドイツ1部マインツのFW武藤嘉紀(24)が新シーズンの目標を15得点に設定し、その先に日本代表復帰を見据えた。29日、深夜便でドイツに向かう羽田空港で取材に応じ、「15点以上取りたい」と目標を掲げた。

 根拠を問われると、レスターFW岡崎慎司の名を出した。「岡ちゃんが15点だったと思う。それを越したい。けががなければ可能な数字だと思う」。13-14シーズンに岡崎がマインツで記録した15点は、ドイツ1部での日本人最多得点。照準を定め、「エゴイストになる。PKも譲りません」と意思表示した。

 オフには横浜FCFW三浦知良と海外組との食事会「カズ会」に初めて参加した。カズから「地に足をつけて1日1日練習しなさい」という金言を授かった。「刺激を受けました。いくつになっても下から慕われるカッコイイ男でありたいと思いました」と目を輝かせた。

 昨秋に右膝を痛め戦線離脱した。日本代表からも昨年9月を最後に遠ざかる。オフの間のW杯アジア最終予選イラク戦は「全部は見ていない。見たい気持ちもあったけど、悔しい気持ちもあった。指くわえて見たくなかった」と振り返った。

 日本代表復帰、そして最大目標のW杯出場へ、勝負のシーズン。「スタートダッシュしたい。マインツと言えば武藤と言われるように、もう1つ上の活躍をしないといけない。いい意味でエゴイストになって、ゴールを奪いたい」。渡航を前に、どん欲に抱負を語った。

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