オランダ移籍のG大阪・堂安にエール 遠藤「ゆくゆくは大きなクラブ狙える」

 「明治安田生命J1、G大阪1-1川崎」(25日、市立吹田サッカースタジアム)

 オランダ1部フローニンゲンに1年間の期限付き移籍が決まったJ1G大阪のFW堂安律(19)が川崎戦で2トップの一角として先発出場した。G大阪でのラストゲームでは後半19分までプレーしたものの、シュート1本で無得点に終わり、惜別ゴールを決めることはできなかった。

 試合後には新天地へ旅立つ堂安に向けて、チームメイトから温かいエールが送られた。MF遠藤保仁(37)は「若いのでどんどんチャレンジしていい。オランダで彼のサッカーも磨かれると思う。結果が全ての世界だが、慌てずステップアップして、ゆくゆくは大きなところ(クラブ)を狙える選手。リラックスした形でプレーするのが、能力を発揮する一番の近道。向こうで駄目でも戻ってくればいいし、目の前のプレーに集中すればいい」と“らしい”言葉で期待を寄せた。

 下部組織の先輩で、後半23分に長沢駿(28)の同点ヘッドをアシストしたMF井手口陽介(20)は「律の最後の試合だったので、しっかり勝って送り出したかった」と引き分けという結果を悔やみつつ、「僕が言えることじゃないけど、しっかり結果を残して、いい意味で帰って来ないようになってほしい」。

 倉田秋(28)は「いい形で送り出したい気持ちがあったが残念。向こうでガンバの結果を見ると思うので、いい刺激を与えられるようにしたい」と、堂安に負けじと奮闘を誓った。

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