大迫、W杯最終予選初ゴール狙う「狙い続けること大事」

 「サッカー日本代表合宿」(3日、千葉県内)

 W杯アジア最終予選イラク戦(13日、テヘラン)に向けて合宿中のサッカー日本代表が3日、千葉県内で午前午後の2部練習を行った。センターFWとして定着しているFW大迫勇也(27)=ケルン=は、待望のW杯最終予選初ゴールに向けて「狙い続けていれば(得点は)ついてくる」と意気込んだ。MF香川真司(28)=ドルトムント=とFW浅野拓磨(22)=シュツットガルト=はコンデションを考慮して午後練習を回避した。

 待望のゴールへ静かに牙を研ぐ。最終予選では無得点の大迫は「やることをやっていればついてくる。狙い続ける姿勢が大事。悪いプレーをしているわけではないので、ちょっとしたことを整理できれば」と落ち着いた表情で語った。

 約1年5カ月ぶりの代表復帰となった昨年11月の親善試合オマーン戦で2得点を挙げ、ハリルホジッチ監督の心をつかんだ。直後の最終予選サウジアラビア戦、17年3月のUAE戦では、岡崎に代わって日本の最前線に陣取りセンターFWの定位置を確保したが、ゴールネットを揺らすことはできなかった。

 ここまで代表通算18試合5得点。ザックジャパン時代の13年11月の東欧遠征では強豪オランダ相手にゴールも決めているが、ブラジルW杯予選は出場がなく、最終予選ではゴールを記録していない。

 7日の親善試合シリア戦に向けては「試合をすることでコンディションを上げていく。勝つこと、真剣に取り組むことが一番」。弾みをつけた上で、13日の最終予選イラク戦を迎える。この日の午後練習ではフットバレーを行い、FW原口と組んで終始リラックスした表情を見せた。日本をW杯へと導くゴールで、絶対的エースの座を確立させる。

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