MF加藤恒平、海外組から情報収集 「目標は西ヨーロッパの5大リーグ」

 国際親善試合・シリア戦(6月7日・味スタ)と、W杯アジア最終予選・イラク戦(同13日・テヘラン)に向けて千葉県内で合宿中のサッカー日本代表は30日、午前・午後の2部練習で調整した。初招集のMF加藤恒平(27)=ベロエ・スタラザゴラ=は、他の海外組から他国のリーグ情報を収集していることを明かした。また、右足首痛を抱えるFW乾貴士(28)=エイバル=は、ボールを使ったメニューが中心となった午後練習を大事をとって回避した。

 発見の連続に、心が躍っている。合宿3日目も、午前中はランニング中心、午後はボールを使ったメニューが続く。負荷は決して軽くはないが、加藤は「楽しい。みんなうまいし、すべてにおいて僕がプレーしてきた中ではトップレベルの環境なんで」と目を輝かせた。

 特に刺激になっているのが、他の海外組から聞く他国リーグの話題だ。アルゼンチン挑戦を皮切りに東欧諸国を渡り歩いてきた加藤だが「目標は西ヨーロッパの5大リーグ」という。その中でも最も憧れるスペインリーグについては、乾から情報を得ており「一度、スペインに2カ月ほどいたことがあるが、その時感じたことと一緒だった」と憧れを強めたという。

 刺激にあふれた代表合宿で、加藤がさらなる飛躍のきっかけをつかむ。

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