2月に肺がんのため85歳で死去した元日本サッカー協会会長の岡野俊一郎さんをしのぶ会が24日、東京都内で開かれ、高円宮妃久子さまやスポーツ庁の鈴木大地長官ら約870人が日本スポーツ界の発展に貢献した故人との別れを惜しんだ。
岡野さんは会長として日本と韓国が共催した2002年ワールドカップ(W杯)を成功に導いた。日本オリンピック委員会(JOC)では専務理事などに就き、国際オリンピック委員会(IOC)の委員も務めた。会の冒頭では日本代表コーチとして1964年東京五輪8強、68年メキシコ五輪銅メダルなどの功績をまとめた映像が流れた。