C大阪・清武不発…12戦ぶりに黒星 視察のハリル監督ノーコメント

 「明治安田生命J1、柏1-0C大阪」(6日、日立柏サッカー場)

 C大阪は柏に0-1でリーグ戦8試合ぶり、ルヴァン杯を含めた公式戦では12試合ぶりに黒星を喫した。勝ち点16のまま。柏は連勝を4に伸ばし、同18とした。札幌は最下位の大宮を1-0で下し、4試合ぶりに勝利を挙げた。神戸は広島と1-1で引き分け、連敗を3で止めた。

 試合終了間際に放った、こん身のミドルシュートもGKの好守に阻まれた。日本代表MF清武の一撃は同点弾とならず、C大阪は完封負け。3月4日の第2節浦和戦以来2カ月ぶりに敗戦を喫した。

 唯一の失点は後半12分。DF丸橋のクリアが柏FWクリスティアーノに当たって入ったもの。清武は「チームとしての失点。チーム全体でふんわりしていた。攻撃陣が点をとれず、守備陣に負担をかけてしまった」と責任を攻撃陣に求めた。

 視察した日本代表・ハリルホジッチ監督は「いい天気だった。サポーターの雰囲気もよかった」と試合内容に触れようとせず。清武への評価を求められて「コメントは差し控えさせていただきたい。私の中にとどめておく」と話すだけだった。

 尹晶煥監督は「堅い守備力に苦しんだ。効率的に攻略できなかった。J1に慣れるために経験が必要」と言う。「チャンスで決め切れなかった」と悔やむ清武。ゴールに直結するパス、そしてシュート。決定力を課題に仕切り直す。

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