本田&宇佐美“ダブル・ジョーカー” ハリル監督、タイ戦へ2つ目の策

 「W杯アジア最終予選、日本-タイ」(28日、埼玉スタジアム2002)

 W杯アジア最終予選のタイ戦に臨むサッカー日本代表は27日、試合会場で冒頭15分間を除く非公開練習で最終調整を行った。

 冗舌だった。多くの報道陣が集まり、無数のフラッシュがたかれた公式会見場。ハリルホジッチ監督は、タイ戦に向けて語る。「簡単な試合だと思っているかもしれないが、私は逆。これは難しい試合になる」。そしてこう付け加えた。「私は2つのソリューションを用意している」。

 UAE戦を前に離脱したMF長谷部を筆頭に、今合宿では負傷離脱が相次いだ。1つ目の解決策であるDF酒井高のボランチ起用に続き、2つ目の策となるのがFW宇佐美と本田による“ダブル・ジョーカー”だ。試合展開に応じて、局面の打開にたけた宇佐美や、敵陣深くでの起点を作れる本田の投入を想定。宇佐美も「サイドならば(マークを)剥がすプレーをしたい」と話した。

 さらには、2人に続く交代カードとして縦への推進力のあるMF倉田のボランチ起用、スピードのあるFW浅野を最前線に配置するプランまで用意。「タイを過小評価しては絶対にいけないが、とにかく勝利を求めている」。あらゆる事態を想定し、勝利をつかむ。

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