鳥栖イバルボ、Jデビュー戦はシュート0 不発も「状態は良かった」

 「明治安田生命J1、C大阪1-0鳥栖」(18日、金鳥スタジアム)

 セリエA通算15得点の新戦力にとって、不本意なデビュー戦となった。16日のチーム合流から3日目で早くもJ初出場初先発となった鳥栖の元コロンビア代表FWビクトル・イバルボ(26)は、後半11分までプレーしたがシュートゼロに終わった。

 「状態はすごく良かった。相手がかなり引いていたので落ち着いてプレーできたが、最後の部分でのプレーが良くなかった」。イバルボは反省する一方でコンディションに問題はないことを強調。カリャリ監督時代にもイバルボを指導したフィッカデンティ監督は「試合で使いながら状態を上げたい」と先発起用の理由を説明し「特に前半は両チームのつぶし合いになったから、いいところを出しにくかった」とかばった。

 主将の豊田は「練習を(来日前も)やっていたようだし、状態は問題ない。それでもすぐにはうまくいかない」と指摘。「監督のやりたいサッカーを理解している選手。(チームにフィットするまで)そんなに時間はかからないと思う」と期待を込めた。

 リーグ戦4試合を終えて勝ち点4。上位進出にはイバルボの活躍は欠かせない。「欧州のサッカーはスピード重視で、日本はテクニカル。早くそのサッカーに慣れていきたい」。26歳の新戦力は誓った。

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