霜田氏南野、久保の所属クラブと交渉へ

 日本サッカー協会が来年1月のリオデジャネイロ五輪アジア最終予選(カタール)を前に、FW南野拓実(20)=ザルツブルク=とFW久保裕也(21)=ヤングボーイズ=の招集に向けて、それぞれの所属クラブに直接交渉を行う計画を立てていることが17日、明らかになった。

 “三顧の礼”で海外コンビ招集を実現させる。リオ五輪出場を目指すU-22代表は、12月にカタールでの強化合宿を行う予定で、協会の霜田技術委員長が、カタール遠征の前後でオーストリアとスイスへと飛ぶ予定。世代別代表ではA代表とは違って、FIFAのルールにのっとった拘束力が発生しないため、ザルツブルクとヤングボーイズに直接交渉に臨むという。

 協会側は、これまでも何度も両クラブとコンタクトを取っており、3月にマレーシアで行われたリオ五輪のアジア1次予選では、両ストライカーの招集を実現させている。

 1月はオーストリア、スイスともにリーグ戦の中断期間だが、再開に向けて重要な調整期間。霜田委員長は「日本における五輪予選の位置づけも含め、何とか理解をしてもらいたい」と話していたが、現時点で協力の確約は得られていない。

 6大会連続での五輪出場に向け、重要なピースである2人の若武者招集に向け、説得を進める。

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