FC東京・武藤2発 ハリル氏に届け!

 「J1、G大阪2-2FC東京」(7日、万博)

 昨季覇者のG大阪と対戦したFC東京は、0-2からFW武藤嘉紀(22)が2ゴールを奪って引き分けた。広島はFW佐藤寿人(32)のゴールなどで甲府に快勝。川崎も大久保嘉人(32)がダメ押し弾を決めて横浜Mを下した。昨季2位の浦和はJ1復帰の湘南を3-1で退け、J1初昇格の松本は名古屋と3-3で引き分けた。清水-鹿島は8日に行われる。

 今季始動日から、ことあるごとに口にしてきた「得点王になる」という言葉にうそはなかった。武藤は開幕戦からいきなりの2発発進。雨が打ち付ける敵地・万博で王者から歓喜を奪い取った。

 2点を追う後半30分、MF東のクロスをFW前田がゴール前へと落とすと、武藤はこれをしっかりと足元に収めた。背にした相手DFを押さえ込みつつ、左足を振った。わずかにできた隙間から抜け出たボールはゴール右隅に転がった。

 試合終了間際には、さらなる歓喜をチームに呼び込んだ。MF梶山のスルーパスを相手DFがクリアすると、足元へとこぼれた。ゴールまで約25メートル。ワントラップからためらうことなく右足を振り抜き、ゴール右隅に同点弾を突き刺した。

 開幕戦を前に武藤は「期待と不安で言えば7対3ぐらい。どんなときでも、それは付きまとう。自信が100%じゃない。だけど、不安があるからもっと頑張ろうと思える。ゴールを重ねれば、きっと不安は消え、期待の占める割合は変わっていく」と話していた。

 その言葉通り、期待を膨らませる活躍を見せた男は「何とかして流れを変えたかった。チームを救うことができて良かった」と白い歯をのぞかせた。日本代表に抜てきしてくれたアギーレ監督が解任されても「何もかも一からのスタート。アピールできて良かった」と前を向いた。最後まで諦めず闘志を前面に戦い続けた。だからこその2ゴール。期待のストライカーが確かな成長を感じさせた。

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