「サッカー天皇杯・準決勝、FC東京0(4PK5)0広島」(29日、国立)
今季限りでの退任が決まっているFC東京のランコ・ポポヴィッチ監督は試合後、在任2年を「素晴らしい2年間だった」と振り返った。
PK戦の末に敗れた直後、選手に「顔を上げろ」と声を掛けた指揮官は「就任当初から掲げてきたことは順調に進んだ。長期的な成功を収めるためのチームづくりができた。リーグ戦でも東京ほど攻撃的なチームと対戦することはほとんどない。それがFC東京史上最多ゴール数という形で残った。スタイルを築くことができたことを誇りに思う」と胸を張った。