オランダが首位通過 カウンターで3連勝
「ブラジルW杯・A組、カメルーン1-4ブラジル」(23日、ブラジリア)
B組は突破が決まっていた一戦でオランダがチリを2‐0で退けて1位、チリは2位。
オランダはボール保持率36%と圧倒されたが、カウンターを繰り出し、2点を奪った。B組首位を決めたファンハール監督は、1位通過のためには勝ちが必要なチリの手の内を見透かしたような勝利に「賢いチームが勝ったのだ」と胸を張った。
もっとも、「超守備的」という批判まで出て、指揮官は神経質になっているようだ。会見では左MFのカイトを下げて5バック気味にしたことを質問した記者に「何が攻撃的か定義を聞きたい」と逆質問。記者が「守備的とは言っていない。見たことを聞いた」と反論すると「チリのイスラとメナ(両サイドのMF)はサイドバックだった。それは見なかったのか」と言い返すなど、やり合う一幕もあった。