C大阪新監督にペッツァイオリ氏が就任

 J1のC大阪は16日、ドイツ出身でイタリア国籍を持つマルコ・ペッツァイオリ氏(45)の監督就任が決まったと発表した。契約は12月31日まで。同日、来日し、17日の練習からチームを指揮する。

 09年にドイツU‐17代表を欧州選手権優勝に導き、11年には同1部のホッフェンハイムを率いた経験も持つ新監督は、クラブを通じて「セレッソというタレントの宝庫で仕事に就けることをうれしく思い、奮い立たせられる思いでいっぱいです」とコメント。以前から日本サッカーのレベルの上昇に可能性を感じ、興味を持っていたという。

 勝矢強化部長は「まずは勝利。そのために監督を代えた」とした上で「攻撃的な部分を求めた。ボールを取って、短時間で攻めることを期待したい」と説明。人柄については「まじめ。ソフトで落ち着いた人」と話した。

 C大阪はリーグ戦で暫定13位に低迷しており、今季就任したポポビッチ監督を9日に解任。新監督のもとで立て直しを図る。

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