FC岐阜がラモス氏を監督として招聘

 J2のFC岐阜が来季新監督として、前ビーチサッカー日本代表監督のラモス瑠偉氏(56)を招聘(しょうへい)することになった。10日までに水面下で交渉を行い、条件付きで合意。すでに来季の選手編成にも着手している。ただし、FC岐阜が抱える1億4000万円の債務超過を解消することが就任の条件。今月下旬に行う岐阜県、地元財界との会議で債務超過解消のめどが立ち、クラブが存続することが大前提となる。

 ラモス氏は3度のビーチサッカーW杯で4強、8強、8強という好成績を残した日本代表監督。先日、この職から今季限りで退任することを申し入れた。その際、Jリーグの監督復帰への熱意を周囲に明かしていた。就任が決まれば、06、07年に古巣の東京Vを率いてJ1昇格を達成して以来、7年ぶりとなる。

 ラモス監督は現役時代さながらの熱い指導に加え、歯に衣(きぬ)着せぬ物言いのキャラクターで現在も幅広い人気を保っており、成績面・集客面ともに起爆剤となるのは確実。ただし、正式決定には大きなハードルがある。現在FC岐阜が抱える債務超過1億4000万円の解消だ。昨年度末時点での1億9200万円よりはやや改善されたが、債務超過のまま14年度を迎えては、年度末までに解消する見通しも暗く、ライセンスが認められなければJ3降格処分、最悪クラブ消滅の可能性もある。その危機を抱えたままラモス監督を迎えるわけにもいかない。今年度中の債務超過解消が、FC岐阜にとっては不可欠ともいえる。

 運命を分けるのは、今月25日に予定されている県・財界との会議。自力での債務超過解消は実質不可能で、9月に財界に要請した3億4000万円の追加支援の可否が焦点となる。これが満額で認められた場合、債務超過の解消に加え、1億円が年間運営費に、1億円が追加強化費に充てられる。本来ならシーズン終盤に来季予算作成、新監督の選定、選手編成などが行われるが、この会議まで予算が確定しないため、シーズン終了後1カ月たってもすべてを仮決定・仮合意として進める異常事態となっている。

 FC岐阜は2年連続でJ2リーグ戦21位と低迷。終盤まで残留が決まらず、成績面、経営面ともに苦しいシーズンが続いた。10年以降は毎年監督交代を繰り返しており、今季は8月に行徳前々監督を解任、途中就任した辛島前監督もリーグ戦終了後に退任した。ラモス新監督就任を起爆剤にじり貧のクラブ経営から脱皮し、長期的に安定したチームづくりをめざす。

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