C大阪8強ならず 柿谷不在の影響大

 「天皇杯4回戦、C大阪1-2鳥栖」(16日、長居)

 4回戦5試合が行われ、C大阪は鳥栖に1‐2で競り負けた。前回覇者の柏は大分に0‐1で敗れた。来季J2に降格する大分は初めて準々決勝に進んだ。昨季J1王者の広島は鹿島に3‐1と快勝し、仙台は清水を1‐0で下した。FC東京は大宮を3‐0で圧倒して8強入りした。4回戦の残り3試合は20日に行われる。

 エース不在の影響は想像以上に大きかった。FW柿谷、MF山口を日本代表の欧州遠征で欠くC大阪は、相手の倍に上る18本のシュートを放ちながら1得点。8強進出を逃したクルピ監督は「決める時に決めないとやられる。そんなゲームになってしまった」と決定力不足を嘆き、無得点のMF南野は「1点でも入っていれば、違う結果になっていた」と唇をかみしめた。

 開始5分で先制を許す展開も、前半22分にFWエジノのFKで追いついた。公式戦4試合ぶりの先発となったブラジル人FWが指揮官の起用に応えたが、2本のシュートがポストをたたいた。後半42分にFW豊田にゴールを割られ力尽きた。

 ナビスコ杯に続き天皇杯も敗退が決まり、残されたタイトルはリーグ戦のみとなった。残り3試合で首位とは勝ち点6差。南野は「そこに向かってやっていくだけ。これをただの負けに終わらせない」と言い切った。

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