「イタリアリーグ、ＡＣミラン０-２フィオレンティナ」（２日、ミラノ）

　サッカーセリエＡ、ＡＣミランのイタリア代表ＦＷマリオ・バロテリは後半、意味のない警告を受けてしまった。遅延行為のフィオレンティナＧＫネトのボールを無理やり奪い、プレーにつなげようとするジェスチャーに対し、主審がバロテリにホイッスル。警告の累積で次節のキエボ戦は出場停止が決まった。

　暫定１０位と低迷するミランのアレグリ監督は試合後、「明日から強制的な合宿に入る。クラブが決めたことだ。次節のキエボ、欧州チャンピオンズリーグのバルセロナ戦に備える。私が就任したここ３年間で最も厳しい状況にある。解決策を見出さなければならない」とチームが緊急事態にあることを示した。