マンU香川「結果を残していくしか」

 「プレミアリーグ、ウィガン0-4マンチェスターU」(1日、ウィガン)

 MF香川真司(23)のマンチェスター・ユナイテッドは、アウェーでFW宮市亮(20)のウィガンに4‐0で勝った。昨年12月29日の試合で復帰した香川は、後半23分から中盤の下がり目のポジションで出場。右足首を痛めている宮市はベンチ入りしなかった。DF吉田麻也(24)とFW李忠成(27)のサウサンプトンはホームでアーセナルと1‐1で引き分けた。吉田はセンターバックでフル出場し、李はベンチ外だった。

 復帰したばかりの香川が2戦連続で出番を得た。ポジションは「(練習では)特にやっていない」という不慣れな中盤の下がり目。それでも「出られたことに感謝し、結果を残していくしかない。特に今は」と、前向きに捉え、無難にこなした。

 3‐0の後半23分に登場。「無失点で抑えるのが大事」と冷静に戦況を判断した。攻めでの貢献は少なかったが、ワンタッチパスに歓声が上がる場面も。けがをしていた左膝は「感覚は悪くない。痛みも特にない」と問題ないようだ。

 マンチェスター・ユナイテッドは10日間で4試合の過密日程を3勝1分けで終え、勝ち点で2位との7差を保った。香川ら負傷者が戻り、選手層は厚くなった。攻撃陣はファンペルシーが2得点するなど絶好調だ。

 不安視される守備陣も2試合続けて無失点。ファーガソン監督が「頼むからそのことは言わないで」と、上機嫌で冗談を飛ばしたほどだ。チームは2季ぶりの優勝に向け、上昇気流に乗っている。

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