清武が独から帰国「技術は通用する」

 サッカーのドイツ1部リーグ、ニュルンベルクの日本代表MF清武弘嗣(23)が18日、リーグ前半戦を終えて日本で休暇を過ごすため成田空港に帰国した。欧州移籍やロンドン五輪への出場、代表初ゴールと充実した2012年について「サッカーに集中できた1年だった」と総括した。

 今夏にJ1のC大阪から移籍した新天地では正確なキックなどで攻撃を引っ張り「技術は通用する」との手応えを得た。ただ、目標だったという前半戦5ゴールは達成できず3点に終わり「まだまだ足りない部分はたくさんある。来年も突っ走っていきたい」と反省を込めて語った。

 「五輪に懸ける気持ちが強かった」と強い気持ちで臨んだロンドンは4位。目標のメダルにはあと一歩届かず「悔しい」と繰り返した。

 フル代表では11月のワールドカップ(W杯)アジア最終予選のオマーン戦で代表初得点を決め「代表ではなかなか結果が出なかったが、最後にちょっとはいい仕事ができた」と笑顔ものぞかせた。休暇中は実家のある大分などで過ごす予定。

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