神戸、白星スルリ…逆転負けで3連敗
「J1、神戸1-2磐田」(15日、神戸ユ)
神戸はMF小川慶治朗(20)が先制したものの、磐田に1‐2で逆転負けした。
こらえていたダムが決壊した。1‐0の後半17分。DF奥井がこの試合2度目の警告で退場。試合後には「ロッカールームでは、放心状態のヤツ(奥井)がいた」と西野監督。2失点で、逆転負けした。
立ち上がりは上々だった。鋭い出足の守備で相手を封殺。前半26分には「(田代)有三さんが競り勝つのを信じて走った」という小川が先制。だが「相手の圧力を受けた中で、数的不利だとこういう結果になる」と指揮官。攻撃の軸のMF野沢を下げるなど、逃げ切りを計ったが失敗した。
出色だった前半の戦い方を「90分続けられるように目指していく」とFW大久保。上昇の兆しが見えただけに悔やまれる敗戦だった。