ザック監督「日本は成長している」

 イラク戦を前に日本代表ザッケローニ監督が「代表を指導するのは最高に楽しい。選手たちは成長している」と語った。11日付ガゼッタ・デロ・スポルトが報じた。同監督は「直接選手たちと言葉でのコミュニケーションがとれないのが欠けている部分。ただ彼らはインテリジェンスなので恵まれている」とコメント。また香川や本田など海外でプレーしている選手について「ずいぶんと成長した。ここで指導するのは最高に楽しい。選手たちは後ろ向きになることなく、やっている。そして彼らは多くの(海外の)クラブから注目されている。イタリアのクラブも、もっと気をつけてしっかりと見てみるべきだ」と重要性を訴えた。

 一方、イラク代表のジーコ監督は、日本戦を前に「経験豊富な日本が有利」などと話した。同監督は「ザッケローニの代表チームはグループ予選のチームの中だけでなく、アジアで最良のチームだ。経験も豊富で、ヨーロッパで成長しつつある多くの選手がいる。素晴らしい香川のように。また本田、中村、長友…。彼らの方が有利だ」と名前を挙げ、語った。そして「私が指導していた2004年にはアジア杯で優勝し、2006年にはW杯出場を果たした」と胸を張った。そして「サッカーは11対11の勝負。恐れを持たずにやりたい」と話した。

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