工藤めぐみが豊田真奈美&キューティー鈴木と熱唱「前を向いて、そして今を楽しむ」亡き夫の命日にデビュー40年記念大会、伝説レスラーが集結
「プロレス・工藤めぐみ40周年記念大会」(17日、国立代々木競技場第二体育館)
元人気女子レスラーの“邪道姫”工藤めぐみ(57)が“飛翔天女”豊田真奈美(55)、“リングの妖精”キューティー鈴木(56)と結成した限定ユニット「レジェンド・クイーンズ」のお披露目ライブをリングで実施。オリジナル曲「キセキ~Still Keep On Running~」を歌い上げた。
FMWで女子のデスマッチ路線を切り開いた工藤が、2人に呼び掛けて実現。工藤はピンクの華やかなジャケット、豊田は黒くシックなドレス、鈴木は白くかわいらしいノースリーブが特徴の衣装で登場。今は亡き初代ハヤブサとの交流で知り合った中澤矢束氏が作曲を担当した。
現役時代は3人の間で交流はほぼゼロ。豊田は古傷の右肩が上がらない中、左手を中心に精いっぱいの振り付けを披露。「急接近して仲良くなれたのに、急にさみしくなりました」と感慨深げに話した。子育てと家事で忙しい鈴木も「工藤さんに呼んでもらい、感謝しています」と語った。
工藤は「若い頃だったら、絶対こんな感じにならなかった。歌っている途中でキューティーさんが顔を向けてくれたり、豊田さんが笑ってくれた。今が一番楽しいのが私たちの強み。いろんなことがあっても前を向いて、そして今を楽しむ。3人で歌うことで、そういう風になりたいと思った」と語った。
この日は夫でレスラーだったBADBOY非道さんが2021年に死去した命日だった。「本当にこの日しか会場が取れなかった」と、不思議な縁を感じたという工藤。オープニングでは関係者の配慮で、非道さんの入場曲とともに田中将斗らとリングに上がり、追悼10カウントを聴いた。工藤は「いつも私の味方だった。口ベタで感情表現がヘタで不器用だけれども、いつも私の味方でした」と、少し声を詰まらせて亡き夫を思い返した。
歌詞は工藤が担当した。「あなたがいてくれたから今の私があるの」。歌い出しは非道さん、ファン、豊田と鈴木ら同世代のレスラーら、関わった全ての人に向けられた思いだ。「いつか最後の時が来ても、今は一生懸命生きて楽しむ、強く生きていこうと思います。楽しい思い出もつらい思い出も増えるけれど、それは全部あの時を一生懸命過ごしていたから」と語った。
現在は新生ゼロワンのGMを務める工藤。プロレスに全力で向き合う姿勢は、これからも変わらない。
