ドラフト3日前で異例事態!?ドラフト1位公表球団はゼロ 4年連続1位公表の広島「当日も会議をやって」日本ハム「時と場合による」織田翔希&大学生捕手がポイントか
プロ野球のドラフト会議は22日、都内のホテルで開催される。3日前にして1位指名を公表した球団は皆無。近年では異例の展開となっている。
例年、ドラフト会議の1週間前あたりから1位指名を公表する球団があった。事前に○○と表明することで他球団が競合を避け、一本釣りの状況を作りやすくなる。さらに3球団以上の競合が予想される場合、1球団でもライバルを減らすと言った駆け引きの思惑もある。
だが今季はドラフト3日前時点で表明した球団はゼロ。13日にスカウト会議を行った日本ハム・木田優夫GM代行は「順位づけはこれから。うちはずっと一番いい選手からとっていくので、それは変わりないです」と話し、1位指名選手をドラフト会議前に公表する可能性については「時と場合による。今は何とも言えない」と説明していた。
また4年連続で1位指名を公表してきた広島は、9日にスカウト会議を行った際、田村恵スカウト部長は「(1位指名は)決まっていません。これからですよね。この後、また監督とも話をするんですけど、監督の話も聞いて、踏まえていきながら、ドラフトの前日にまた会議をやって、当日も会議やってという形を取ります」と説明。ドラフト直前まで熟考し、他球団の動向も踏まえて1位指名選手を決定する方針だ。
今秋ドラフトでは1位指名の最有力候補だった横浜・織田翔希投手が会見を開き、NPBを経ずに米球界挑戦の意向を表明している。一方でプロ志望届を提出しており、NPB球団がドラフト指名することは可能だ。
また青学大の渡部海捕手は12球団から調査書が届いており、競合は必至とみられる。智弁和歌山時代に甲子園制覇を経験し、青学大では主戦捕手として1年生からチームをけん引。大学日本代表にも選出されるなど、抜群の実績を誇ってきた。また亜大・前嶋藍捕手も強肩と長打力が評価されており、一本釣りの可能性もある。
ここから各球団とも他球団のシミュレーションを重ねながら公表するか否かを決断していくことに。12球団の駆け引きに注目が集まる。
