BD王者の細川一颯、無情ドクターストップでRIZIN2連敗…勝った直樹は「これが現実」と一蹴もタフさに驚き「皇治といい勝負」

 「RIZIN.54」(11日、トヨタアリーナ東京)

 人気格闘技イベント「ブレイキングダウン(BD)」のライト級王者・細川一颯(26)がMMAデビュー戦で、元RISEライト級王者の直樹(34)に2回3分9秒TKO負けを喫した。序盤の被弾で左目をカットし、大きく腫れ上がったため無念のドクターストップで病院直行。RIZIN2連敗となった。

 大舞台で初勝利を期した細川だったが、開始直後に直樹の右ストレートをまともに被弾し、さらに右ハイキックも頭部に食らった。左目から出血し、目がまったく開かない状態となったが、果敢に打ち合った。2回開始前に左目のドクターチェックが入り試合続行となったものの、さらに徹底的に右肘、右拳で攻め込まれた。さらに左目が腫れ上がったためドクターチェックが入り、試合続行不可能と判断された。

 BD最強戦士を一蹴した直樹は、試合後のマイクで「BDファンの皆さん、この戦いで大きなこといえないけど、これが現実だよ」と言い放った。ただ、細川のタフさには一目置いた様子で、試合後会見では「打撃を効かせてサクッと倒したかったが、(細川は)気持ちいいファイターだった。打たれ強すぎ!キックで30戦以上やっているが、トップ(クラス)に打たれ強かった。感覚的に最初の(右)ストレートと右ハイキックで終わった~と思ったが、耐えられちゃって、びっくりしたっすね」と率直に語った。

 細川は23年の喧嘩自慢100人企画で優勝し、賞金1000万円とともにBDと契約。その後、プロ格闘家の才賀紀左衛門に逆転KO勝ちを収めるなど着実に実績を積み、25年にはBDライト級王座を獲得した。24年大みそかのRIZIN DECADEではキックルールで宇佐美正パトリックに2回KO負けを喫し、これがRIZIN2戦目だった。私生活ではABEMAの人気アナウンサー、瀧山あかねとの交際で話題となっている。

 プロとして意地を見せた直樹は「(細川と)打撃の技術差、スピードの差はあると思っていたが、正直フィジカル差でねじ伏せられたところはあった。打ち合いもちょっと怖かった。コイツ、マジで打たれ強いなと。最初のストレートとハイキックで終わったと思ったが、打たれ強さでは皇治といい勝負をするのでは。(格闘技界でも)皇治か細川か」と苦笑いした。

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