ボクシング リング禍対策で協議 KO負けした選手に対する出場資格停止処分を厳格化、転級強制ルールは見送りに

 今月ボクシングのリング禍で2選手が相次いで急性硬膜下血腫で死去したことを受け、各ジム会長から構成する日本プロボクシング協会(JPBA)と東日本ボクシング協会は20日、都内で臨時理事会を開いた。

 早急な安全対策としてKO負けした選手に対する90日間の出場資格停止処分を厳格化し、CT検査を受けた場合に60日間に短縮できるルールを撤廃することを決定。また、過度な減量を抑制するため、前日計量から当日体重が10%以上増えた選手に転級を強制するルールなどについては導入を見送り、協議を継続する。

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