UFC2連敗の朝倉海が心境「試合が終わった瞬間はこのまま格闘技続けていいのか…とも」敗因も分析「完全に自分のミス」1回終盤に「顎で眼球をつぶされた」
UFC2連敗を喫した格闘家の朝倉海が20日、自身のYouTubeチャンネルを更新。心境を吐露した。
「正直、自分の中では本当に勝てる自信があったし、ここで落とすか、と。自分に対してガッカリしたし、情けない気持ちでいっぱいです。試合終わった瞬間はこのまま格闘技続けてもいいのかなとか、本当に自分に才能がないんじゃないかとも思った」と吐露。「でも自分の格闘技人生を振り返ってもずっと勝ち続けてきたわけじゃないし、大事なところで負けることも多かった。それでも何度も立ち上がって勝ってきたので、諦めずに続けていくしかないかなと、今は心を決めてまた頑張ろうと思ってます」と、現役続行を明かした。
SNSではコーチ陣にも批判の矛先が向く中で、「本当に自分のミス、ガードから起きるところでの(相手の)ティム・エリオットがギロチンが得意なのも知っていたし、(コーチの)竹浦さんとかもすごい分析してくれて、練習も何十回何百回とやってきたところで、練習ではできていたんだけど、なぜか本番で失敗してしまった。完全に自分のミス」と、責任を背負った。1回では打撃で優位に立ち、ジャッジも3人ともが10-9で朝倉を支持していた。ただ、1回終盤に左ハイキックを掴まれてグラウンドに持ち込まれた時に「顎で眼球をつぶされた。それもエリオットのテクニックなんだけど、そこで左目が見えづらくなって、2回から距離感がおかしくなった」と振り返り、「後半力みが大きくて、そこに合わされてしまった」と分析した。
痛恨の2連敗。「俺はRIZINのチャンピオンとしてUFCに挑戦させてもらって、日本の強さ、RIZINの強さを証明するためにいって、2連敗で、本当に榊原さんにも申し訳ない気持ちでいっぱい。負けることでRIZINの評価を落とすことになる。そこは必ず取り返さないといけない」と、語った。





